今年5月に発足した「ふる里芸術村&リサイクルセンター(仮称)」建設運動は、その後、建設予定地の旧セラミック工場内の不用品の撤去及び整理、備品(もちろんリサイクル品、タダ)の入手・搬入、清掃等を行っていたものの、アルプス正本堂主人が多忙につき、本格的建設は未だであったが、別のプロジェクトである駒ケ根城(仮称、城の様な外観の旧旅館、在駒ケ根市東伊那)のリサイクルと連動して、1012日、その本格的なリサイクルが始動した。

古畳の解体

古畳の解体

再利用する断熱材

再利用する断熱材

燃料に再利用できる板

燃料に再利用できる板

 

 これは、「ふる里村リサイクルセンター」に位置するアルプス正本堂の事務所等の暖房用の薪ストーブの燃料となるものである。駒ケ根城の大広間の床の補修のため、大量に発生した不用品の畳をバラして出たペレット様の板で、煙が出ずに良く燃え、断熱材は再利用する。

 次は、旧工場に大量に残置されたセラミックの一部である。残された資料からこの白色系セラミックの成分を調べたところ、危険有害性はなく、一般廃棄物として処理できることを確認した。これを古民家の周囲の降水時や融雪時に泥濘化する道路の補修用の敷石、砂利、砂の代替品として使用するため、仲間が管理する大町市の古民家に輸送した。

セラミックを古民家に輸送

セラミックを古民家に輸送

古民家を管理する中川青年

古民家を管理する中川青年

道路の敷石に再利用

道路の敷石に再利用

 

 リサイクルは一人、単独では困難であり、リサイクルを志向する仲間が必要である。人間は社会性において進化する。

 私には価値のない物でも、貴方にとって価値のあるものであれば、貴方にあげましょう。私には必要な物であっても、あなたが要らない物であれば、譲って下さい、という関係が必要だからである。

 また、一人では動かせない物でも二人なら運ぶことができれば、作業効率はグンと向上する。

 競売で購入した不動産は大抵、中が相当散らかっていて酷い状態であり、有用で換金できる動産は持ち去られ、それ以外の動産が山の様に放置されている状況であるが、それゆえ、競売物件は安価なのであり、それにしても大概の人はどうやって片付けに手をつけたらよいのか途方に暮れる程である。だから、できればリサイクル経験者とともに、そうでなくても仲間と相談し知恵を出し合いながら、互いに勇気づけながらリサイクルに取り組める態勢をとった方が良いのです。素人目には廃墟やごみの山に見えても、リサイクルのベテランには別の世界が見えるのだから頼もしい限りです。

  ゴミを捨てるにもお金がかかるご時世、タダで不用品が処分できてタダで必要な物が手に入る、おまけに環境を汚すゴミを減らすことができ、カネが無ければ何もできない当世では天国の様な世界である。

 若い時にリサイクルを学び覚えると人生が変わる、得をする

 何故なら、人生で一番高い買い物とされるマイホームですら、競売で安く手に入れリサイクルで直して自分の好みに建てられるし、店舗さえ造ることができるからです。万事がカネの世の中にあって、極端に言えばカネがなくても夢を実現できるのです。

 大抵の生活に喘ぐ大衆の望みはカネ、リサイクルを実践して家を建て生活の糧を得る人は、金持ちではなくても借金がなく自由人、生活の糧を得るため奉仕する組織から独立して権力の言いなりなることはなく、悪に染まることもなく、自由人の夢は富、貴、美、社(捨)、法と物欲を離れて無形に向かう。

 貴方さまの夢はどの様なものでございましょうか?  遅ればせながら皆様もリサイクルを始めて自由という感動を得てはいかがでしょうか? リサイクルの実践は何歳から始めても、その人を若返らせるというのは私の経験として皆様にお伝えしておきます。 

 そして、若者は仲間を求めてリサイクルを目指せ!!!

 アルプス正本堂主人が尊敬するロシア国立芸術アカデミー名誉正会員、スペイン王立薬学アカデミー会員、アルメニア国立科学アカデミー会員その他を兼ねる世界が認めた天才、五井野正博士は「リサイクル」の元祖、本家であり、若き日の五井野博士(新聞では五井野クンと書かれた)の空き缶運動により「リサイクル」という言葉と考え方が国民に定着したのです。

五井野博士はリサイクルの生みの親

五井野博士はリサイクルの生みの親

 高校を卒業して間もなく、地元の有力者であった父上を伴って川崎市庁を訪れ、電磁石によるスチール缶の回収などゴミの分別回収等を提案したと聞く。

 『科学から芸術へ』132p、創栄出版、平成7121日発行)中、五井野博士によれば

 「私が高校を卒業して間もなく、第一回目の公害防止管理者主任と公害防止水質第一種、毒劇物取扱資格等の国家試験を私は一夜漬けならぬ三日漬け勉強で取得し、それを役立たせるために自分の住居地である公害の町、川崎市庁を訪れたのである。当時はまだ公害課などなかったから清掃局の局長に会い、ゴミのリサイクルこそ資源化と無公害化と環境保全に必要であると説き、その約束をさせ、その事が後に川崎市がリサイクルプラントや公害防止施設の日本の先駆となった直接的な原因だとは誰も知る由でないと思う。

 近年になって水銀電池の問題や様々な化学物質の問題が取りざたされているが、この間題など実はばかばかしい論議で、私が16才の頃、既にありとあらゆる物質のリサイクル化の研究を行っており、水銀電池のリサイクル化などは金を払ってでもペイ出来る問題なのだ。しかし、我が国ではやっと2030年たって政府から援助を受け、法制化してから初めて解決されるという程度で、日本の科学レベルとはあまりにも違いすぎて悲しくなるくらいである (太線、色文字はアルプス正本堂) 。」

 とある。

 多分、今の若い人には信じられないことだと思うが駅のホームや山手線の電車の中で平気で捨てられていたタバコの吸い殻のモク拾い運動を率いて、日本をきれいにしたのも若き日の五井野博士なのです。

 さらに詳しく知りたくば『科学から芸術へ』をご購読ください。

 そして、五井野博士の御自宅は家も家具等もすべてリサイクル品で、買ったものはないと言われている。また、原稿執筆時は反古紙の裏紙まで徹底的に利用する。浮世絵や日本の陶磁器、中国の官窯の世界的コレクターとして知られる博士において、この謙虚さと信念、リサイクルを体現し世に範を垂れる姿勢には、ただ々頭が下がる思いです。

 

 

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